iPadでPDFに「手書き」して送信

当社は印刷会社なので「校正」という作業がついて回ります。
昔は紙で校正をしていましたが、最近ではPDFにしてメールで送ったりする機会が多くなりました。ですが大抵の場合は、PDFをプリントアウトしたものに修正内容を書き込んでファックスなどで送り返されるということが殆どです。
PDFにいろいろ書き込みができるソフトはあり、以前にもこのブログで紹介をさせていただきました。
●PDFを加工できるフリーソフト
https://blog2.tkp.co.jp/oyakudachi/2010/11/102.html
●PDFを加工できるフリーソフト2
https://blog2.tkp.co.jp/oyakudachi/2010/12/242.html
ですがパソコンでソフトを使って書き込むのは面倒と思う方が多いのでしょうか、そんなには利用例は多くないというのが当社の実状です。

ビジネス分野でも、作成した資料や書類の点検や承認を上司や、関係者から得る場合にPDFをお使いになるケースは多いと思います。
送った相手がパソコンとプリンタの前に座っていればいいですが、出先だったり出張中だったりして、なおかつ緊急に返事をもらわないといけない場合というのもあるんじゃないかと思います。

こんなときに役立つのが、今回紹介させていただく「neu.Annotate PDF+」というiPhone/iPadアプリです。
●neu.Annotate PDF+
http://itunes.apple.com/jp/app/neu.annotate+-pdf/id478313705?mt=8
有料アプリですが170円ですので、気軽に導入できるのではないかと思います。

このアプリでメールなどで送られてきたPDFを開いて、鉛筆マークのボタンをタップしてから画面をなぞると、文字通り(?)「手書き」で線が引かれます。鉛筆ボタンは色別にありますので、お好きな色で線を引けます。
こんな感じになります。

Picture 1
その他マーカーを引いたり、テキストでの注釈もいれることが可能です。
引いた線などを消したいときは、消しゴムの形をしたボタンをタップして、線やテキストをタップすると消えてくれます。

このアプリが便利なのは、右上の四角に囲まれた矢印ボタンをタップすると、送信方法が選べるようになり、例えばメールで送信を選べば、メールアプリが立ち上がりPDFを添付ファイルにして、そのまま送信できます。

外出の多い営業マンや、出張時のために1本入れておくと便利かもしれません。

Androidスマホでも同様なアプリがあるかどうかは、ちょっと調べられていないので、また調べてみたいと思います。

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