Officeソフトで作ったままに印刷して欲しい

マイクロソフトのOfficeは、もうパソコンには標準装備っていうくらい普及しているソフトです。
こういうビジネス文書を作るためのソフトで、感心するくらい複雑なレイアウトのドキュメントを作成される方も少なくありません。
以前に「データで入稿する」と言われて受け取ったデータが、Excelのデータで開いてみると、複雑なチラシがExcelを駆使して作成してあり、ビックリしたこともあります。

ですがこういう場合、お作りなった方のパソコンに入っているフォントが、受け取る印刷会社にはなく、しかたなくフォントの置き換えを余儀なくされたり、環境が異なることでレイアウトが崩れてしまうことがあります。
そういう場合は「PDFにすれば大丈夫」という方もおられますが、PDFに変換したら文字の一部分がおかしくなったり、透明効果を使って透かしていたのにそれが反映されていなかったりと、結構PDFにしても苦労することがあります。無料のPDF作成ソフトで作ったPDFなどは、プリンタからはOKでも、印刷会社で印刷するためのデータとしては不適切な場合もあるのです。

Officeソフトはいろんなバージョンがありますし、Windowsのフォントは多種多様なので印刷会社としては、すべてを用意しておくわけにもいかず、こういうOffice系のソフトでの入稿を嫌がったり、中には「お受けできません」という印刷会社もあるようです。

では、東海共同印刷ではどうかというと、こういうご要望があった場合には、製版メーカーが無料で配布しているMulti Studio Officeパッケージに対応したプリンタドライバをご紹介させていただいています。
宣伝になりますが、詳しくは下記のサイトでご紹介しています。上記のプリンタドライバも、ダウンロードできるようになっています。
●Windowsデータそのまま印刷
http://winprint.tkp.co.jp/

このドライバをインストールし、作成したソフトからこのプリンタドライバを指定して書き出すと、.prnという拡張子のファイルができるので、それを東海共同印刷に送っていただきます。
もちろんマイクロソフトOfficeのソフトだけでなく、一太郎とかパーソナル編集長とか、印刷機能を持ったソフトであれば、このドライバから書き出していただくことが可能です。
フォントも書き出した時点で埋め込まれますし、半透明の効果なども反映します。書き出した.prnファイルは、一緒にインストールされるビューワーソフトで開いて確認したり印刷したりすることもできます。
東海共同印刷では、この.prnデータを使って印刷用のデータに変換をします。

大学の先生の研究紀要とか、各種団体の議案書類、報告書、チラシなど様々な用途でご利用頂いています。

上記の「Windowsデータそのまま印刷」の専用プリンタドライバのダウンロードページには、インストールから入稿までの手順を書いたPDFもダウンロードできるようになっていますので、ぜひ一度お試しください。

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