編集講座の取り組み

以前にも紹介をしましたが、当社ではお客様向けに「編集講座」をさせていただいています。

 ⇒https://blog2.tkp.co.jp/oyakudachi/2012/02/1183.html#more-1183

 今回は、その中での主な取り組みについて、紹介します。

 

◆医療団体様の機関誌

 組合員・職員を対象に編集講座を開催しました。対象となったのは「活動紹介紙面(見開き)」で、編集 部員さんも記事の収集に苦労しているようです。

毎回レイアウトも変わり、入稿も遅れぎみで、校正日の 前日や当日に原稿が入稿して、バタバタして最初の校正を出している紙面です。 講座では、見開き面の改善レイアウトの提案を示しながら、編集員の皆さんに「写真を大きく扱いまし ょう」「見出しも大事にして読みやすい紙面にしましょう」と話をしました。また、レイアウトだけでなく 「作業改善」の提案もさせてもらいました。

 現状は原稿が集まってからレイアウトをして、当社に入稿されるという流れになっています。 そうではなく・・・事前に行われる企画会議の段階でレイアウトも作り上げる。そのレイアウトに基づいて原 稿を依頼する。というような作業の流れを提案させてもらいました。当社としても先にレイアウトをもら うことで、枠組みの作業を先行して行えて、原稿が出来たものからメールで適時送ってもらうようにする ことで、よりスムーズに作業が出来るようになります。

  以上のような話をさせていただきました。お客様からも大変好評で、今回の「活動紹介紙面(見開き)」 だけでなく、他の紙面改善もしてほしいと言われました。他の紙面についても、レイアウト提案を作って 改めてお話をさせていただく予定です。

 

 最近「編集講座」の依頼をいただく経緯として、 「紙面がマンネリ化しているが、どう改善したらいいか分からない。」 「担当者が変わるが、編集やレイアウトの経験は全くないので、どうしたらいいか分からない。」 などが多いです。新聞や機関紙の編集(原稿の書き方や、レイアウト等)について、特に若い方は知らな い方が多くみえます。そういったお客様に対して、当社が培ってきたノウハウをお伝えしたいと考えてい ます。ただ、「編集講座」をやることが目的ではなく、その後の紙面改善にどうつなげるか?が重要です。 そのために当社の「編集講座」が少しでもお役に立てればと思っています。

 

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