編集講座やってます。

皆さんが普段目にしている新聞や雑誌には、インパクトのある見出しがついていたり、写真が載っていたりします。そんな見出しや写真に目を留めてついつい内容を読んでしまう・・・皆さんも経験があるかと思います。読み手からすると何気なく見て、読んでいるものですが、いざ自分が考えて書こうとするととても難しいものです。

当社でも、定期的に機関紙や新聞を発行されているお客様がおられますが、記事の書き方や見出しのつけ方などで苦労されている方が多いです。特に最近では、世代交代で若い方が担当しているケースも多く、そういった編集について基本的な部分が分からない状態の方が増えてきています。

当社ではそういったお客様に対して、「編集講座」を行っています。当社から講師を派遣し、機関紙の担当者を中心に制作に携わっている方々を集めて、機関紙制作の基礎から話をさせてもらっています。

【基本的な講座の内容】

 ●取材の仕方

  読んで面白い誌面を作るには、実際現場に行って取材することが大事です。

  ただ漠然と行くのではなく、テーマをもって行くこと、取材させてもらう相手にもテーマを伝えてからお願いしましょう。

  ●記事の書き方(基本的なルール)

  最も大事なのは、大切なこと・伝えたいこと(結論)を最初に書くこと。

   ●効果的な見出しのつけ方

  見出しは記事への案内役です。記事本文を読んでもらうための入り口であり、読み手を引き込むための重要な役割があります。

  ●レイアウトの仕方

  ※レイアウトの基本例

 ●写真の撮り方

  何を伝えたいかをはっきりと意識して撮ること。

  シャッターチャンスを逃さない! ケチらずにたくさん撮ろう!

などです。あとはお客様によって、実際に今作られている機関紙を見ながら、見出しやレイアウトを考えたり、具体的に改善できる点などをみんなで話し合ったりしています。さらに実践編として、自分達で実際にレイアウトを考えて、合評し合ったりしています。

講座をやるうえであまり専門的になり過ぎると、引いてしまう方もいるので、“機関紙や広報づくりは楽しい”ということを1番に伝えています。また、担当者一人に任せるのではなく、みんなで考えて作り上げていくことの大切さも感じてもらえるように心がけています。

お客様からも好評をいただいていています。

自分たちで考えて取材する、記事を書く、レイアウトをしてみる…そうして出来上がった機関紙や広報誌にはやはり愛着が沸くものです。そんな経験をより多くの人に感じてもらいたい!当社の「編集講座」が少しでもお役に立てればと思っています。

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