「命のバトン」知ってますか??

↑皆さん、これ何だか分かりますか?ただのボトルではありません。

「命のバトン」です!・・・と言ってどのくらいの人がピンとくるのかは分かりませんが、これは“救急医療情報キット”です。

 

 最近、高齢者の一人住まいが増えています。そんな中で高齢化に伴う孤独死や急病・怪我、そして火事などの災害による緊急の支援を必要する状況も増えてきています。これはそんな方たちが自宅で倒れた時、救急車が駆けつけ、ボトルから本人確認や、緊急連絡先、かかりつけ医療機関、持病、常備薬などの情報を手に入れ、適切に処置できるようにするものです。このボトルを冷蔵庫に保管し、その存在が分かるように冷蔵庫にシールを貼っておきます。

 今こういった取り組みが、全国の社会福祉協議会(以下、社協)をはじめ、様々な所で行われています。なぜこんな話をするかというと、当社にもこの「命のバトン」についてお客様からご相談をいただき、仕事をさせていただいたからです。ご相談をいただいたのは、愛知県のある社協様からで、別の所でやっているのを知り、自分たちのところでも作りたいとのことでした。内容としては・・・

【ボトル・緊急時対応カード・ボトルの胴体とキャップに貼るシール・マグネットシール】です。

 “緊急時対応カード(A4サイズ)”に必要事項を記入して、丸めてボトルに入れておきます。

 

 完成後、お客様にも大変喜ばれましたが、それ以上に周りへの反響の大きさに驚きました。実際に仕事をいただいた社協様から紹介をしてもらったということで、別の社協様からもお話をいただきました。また現在、新規訪問で愛知県内の社協をまわって紹介をしていますが、すでに取り組まれていたり、市役所や消防署などがメインとなって取り組んでいる自治体もありました。まだやられていない所でも、紹介をするととても興味深く話を聞いていただけました。

 

 お客様へ対してだけのお役立ちだけでなく、その先の地域全体や住民の方々のお役に立てる仕事をさせてもらっている・・・そんな印象を受ける取り組みだと思います。これからもこういった取り組みが行われていることを広めるためにも、様々な所でこの「命をバトン」を紹介していこうと考えています。

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