Facebookのニュースフィードの表示順

みなさんはFacebookをもうお使いでしょうか?
アメリカでは50代以下のネットユーザの80%以上はFacebookのアカウントを持っているそうで、Facebookありきのサービスやシステムを構築しても問題は少ないようです。まさしくインフラになってる感じです。情報産業通信総合研究所の調査では、調査した132カ国中111カ国でFacebookがいちばん使われているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)だそうで、特に英語圏の国やアフリカ、南米などでシェアが高いようです。ただ世界で最大の人口を持つ中国ではFacebookへのアクセスは禁止されているようです。
日本においては急速にFacebookのユーザは増えているそうですが、まだmixiよりも少ないそうです。最近はクーポンサービスをFacebookが始めたので、それでFacebookのアカウントを取る人が増えるかもしれません。

そんなこんなでtwitterやmixiとの違いや使い分けに若干の戸惑いを感じながらも、Facebookを使い始めた方も多いのではないでしょうか?
Facebookは、「友達」登録をした人のコメントなどが自分の「ニュースフィード」というところに表示されるのですが、この「ニュースフィード」には、「最新情報」というのと「ハイライト」という2つに分かれています。「最新情報」の方は、時系列的に新しいものが一番上に来るように表示されるのでわかりやすいですし、mixiやtwitterも時系列で表示されます。
もう一方の「ハイライト」ですが、これは何を基準にチョイスされているのか全然わからず「謎」だったのですが、とあるセミナーでこの謎を解明してもらいました。

このハイライトは「エッジランク」というもので決まるもののようです。しかしどういう仕組みでそれを算出しているかは公表はされていません。これを調査し解析した人がいるそうで、その人によると次の3つの指標で「ハイライト」に表示するかどうか、またその順位を決めているそうです。

●エッジランクを決める指標

(1)親密度(アフィニティ)
相手とのやりとりの頻度や、共通する友人の数などから、相手との親密度を算出し、一定の親密度以上の人が表示され、親密度の高い人の方が優先順位が高くなるそうです。
(2)ウエイト
たとえば「いいね!」を押すより、コメントを記入した方が「ウエイトが高い」と判断されるようで、ウエイトの高い方が優先順位が高くなるそうです。
(3)タイム
これはいわゆる時系列の要素で、古いものより新しいものの方が優先順位が高いそうです。

これらを総合的に判断して、ハイライトでの表示と順位が決まるんだそうです。

FacebookはFacebookページを作れることから、ビジネス利用も進んでいますが、「いいね!」ボタンを押してくれたユーザの「ニュースフィード」の「ハイライト」に表示されるためには、ただ更新頻度を上げればいいのではなく、「いいね!」をたくさん押してもらえる仕組みや、コメントを入れてもらえるような仕組みや雰囲気づくりが重要になるようです。
そのうちSEOならぬFBO(Facebook最適化)みたいな手法やノウハウが出てくるのかもしれません。

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